なぜなのか

なぜ私は今泣きながら絵を描いているのだろうか(´・_・`)

別にストレスが溜まっているわけじゃない。仕事だって100点とはいかないけど、そこそこの評価をもらって安月給とはいえ自立して生活出来てる。

趣味のお絵描きだってやりたい放題だ、念願の液タブをもって微々たる進歩とはいえ、少しずつ手応えを感じながら楽しんで進めている。

ここ数ヶ月の私の奇行の原因となった元元恋人への未練だって断ち切り、そのマイナスな感情を行動力に昇華だってできてる。

なのに涙がとまらない。

前に進んでいないことを恥じているのか、上手く絵が描けなくて悔しいのか、明日が来てしまうのが不安で怖くて仕方ないのか、先が見えないからか、希望が小さすぎるからなのか………。

理由なんてあげればキリはないけど、24の大人が1人薄暗い部屋でボロボロ泣きながら液タブの画面を引っ掻いている姿は客観的にみて、それはそれは異様な光景だ。

『うわ、なにこの人、近づかんとこ……』

と、私ですら思う。そんな、自分。

ちょっと、休憩がてら今回の絵の人物について語ろうね。

私はなんだかんだ2年ほどこのブログで小説もどきを書き続けていた人間だ。絵に関しては中学生の頃からちょいちょい描いてた。

創作活動だ。創作活動は恥ずかしい、未熟なものは他者から笑われるし、バカにされるのだ。

それはブログで学んだことではなく、私のこの24年間で学んだ『常識』だ。

だから私は両親にも隠して絵の練習をしていた。

部屋で、誰に見せることもなく、もくもくと練習を積んでいた学生時代は暗い。

そんな私だけど、実は最近、ずっと絵を練習していたことを母親に言った。

絵で自分を創りたいって、いい歳した大人がこどもみたいに親に語った。恥ずかしげもなく夢をひけらかした。

なに言いたいって、これからその、創作活動について濃く語るから、そういう恥ずかしいのが苦手な人はここでブラウザバックしてねって言いたかった。うまくまとまりませんでした。

で、創作活動ってのは、自分をさらけ出すことでもある。

ある意味、他人に裸をみせるよりもずっと恥ずかしいことだ。だから、創作活動するならまずその恥ずかしさに打ち勝つことと、他人に見せても恥ずかしくない作品を創るのが大事になってくる。

残念ながら私はまだ恥ずかしい。

某氏とこの話は少し前にした。

『私は柚希ひろという仮面をかぶった全裸です』

と。

創作活動が自身をさらけ出すことになるっていうのは、創作物にはどうしても『作者』が顔をのぞかせるからだ。

それが恥ずかしい。

たとえば可愛い女の子の絵を描いたら、それは描き手の『可愛いと思う女の子』を露骨にさらけ出すことになる。

たとえばホラーを書けば、それは書き手の『怖がること』を露骨にさらけ出すことになる。

たとえば人物を作っていけば、そこにはどうしても『作者』が介入する。物語の登場人物は作者以上にはなれない。魔法とか、力とか、人生の成功とかじゃなくて、なんていうか、物語の人物は結局作者の知らないことについて流暢に話したりはできないし、作者の持たない視点で物語を動かしたりはできない。

どう頑張っても物語の登場人物は作者未満だし、逆に言えば作者は自身の中身を削り、観察し、様々な面をデフォルメしたり誇張したりしながら人物を作り、自分の視点をできるぎりぎりまで広げて作品を創っていかなくてはいけない。

つまり、今まで私が物語で創ってきた人物は全て私の目線をもっているし、私から削り起こされた私の一面たちである。

ノアのはこぶねなら

ユウは私の理性とひねくれ

ティアは私の感情とずれた発想

千の星空なら

望君は私の不満と野望

とか、当てはめていけばどこかしらに埋まる。

今回の私の心の病み方なんてノア本編のモココさんのまさにそれだったし(苦笑)

そして作者が創作品の人物に自分を教えられることもある。

それが今回の絵の人物である。

『ソラート』という設定と1話の冒頭だけしか書いてない、カテゴリにすら分けられていない作品の主人公だ。

彼女は当てはめるとしたら私の

無能と愚直

を司る人物である。

彼女は無能だ。彼女は『空の絵を描く』ことしかできない。作中でも設定でも無能を明言している。ろくな仕事も出来ず、半ば人身売買にも近い形で実の叔母に売り飛ばされる無能である。

彼女は絵しかないのだ。

かといって彼女は自分の絵が好きではなく、上手いとも思っていない。

それどころか、彼女の描く絵は万人受けはしないというふざけた設定までついている。

でも、それしか出来ないから、自分にはそれしかないと知っているからただひたすらに満足がいくまで飽きずに空の絵だけを描き続ける。

私は今回本気で絵を描こうと思ってなにを思ってこの人物を選んだのかと少し考えてみた。

なんとなく、だけど、深層心理?的には彼女の姿勢に教えを乞うていたのかもしれない。

『自分の空をポストカードにして、遠くの母にみてもらう』

そんなちっぽけな野望のために、誰に評価されなくとも、自身の納得がいかなくとも、ただ愚直に描き続ける。そんな彼女。

思えばなんだか今の私にはぴったりな気もしてくるのだ。

だから、今回の絵は途中で投げずに最後まで本気で描き上げようと思った。コレで私の創作の方向が固まるような気がしたのと、見てる人に何か伝わるってか……そんなまどろっこしいものじゃなくて、単純に私の描く1枚に『物語』を読んで欲しかったからだ。

だから贅沢を言えば、この記事を読んだ上であの絵の完成を見た人は『ソラート』という作品を想像してみて欲しいのです。

私が書いたあらすじや導入を読んで欲しいとは言いません、ただ、1枚の絵から何かを読んで欲しいのです。

ある意味実験作品です。

そんな感じなんで、ちゃんといまなぜか泣きながら描き進めてますから、完成までもうしばらくお待ちくださいな。


よっしゃらあー!

所ところゆがんでるけど、絵に空間がうまれた!

複雑な背景が少しずつみえてきたよ!

で、コレ、クラフトさんの喫茶店内になるわけだけど……壁とか天井の小さい四角………

全部空の絵なんだぜ………

怖ろしく乱雑ってか、見境ないというか………単純に絵の上手い下手以前になんか、こういうのって丸々センスだよね……もし、私が喫茶店を開くとすればどんな店内にするかというか……やっぱり創作が作者を超えることはない。

して、この病的な店内こそが記事タイトルにふさわしい光景ね。

譲るわ。

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