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 俺は、休日は眠っていたい人だ。

 自己紹介はこんなもんでいいだろう、鏡に映るシブいむくれ顔に間接的に張り手を入れてやる。
 歯磨き粉が鏡に向かって噴霧され、点々と白い痕を残していく、素敵なしぶかきフェイスにミントの爽やかさが乗っかった気がして、俺は黙って頷いて鏡をこすってみた。

 本日日曜日、時刻は八時二十五分!
世界の待ち望んだウィークエンド、神が与えし、世界のゾンビ達が唯一無二の無個性に戻れる素敵day。
 公園で息子と自転車の練習をするパパたち。いいだろう。自宅にこもって、息子と一緒に息子を作る練習に励む永遠の子供。いいだろう。
 ため込んだテレビゲームを一気に消化しようと、画面で暴れるゾンビ達を駆逐するゾンビもいいだろう。
 みんながみんな、無個性で、やっぱりゾンビで、俺はそんなゾンビ達を脳内で一匹一匹優しく見守る。

 羨ましいなぁ……と。


 二日前、金曜日の出来事だった、赤く染まる夕焼け、それに染められるブロッコリーにほっこりしながら帰り支度を済ませた俺は、やたらと気合いの入った部活組を横目に優越感に浸り、やたらと活力に満ちた帰宅部組を横目に優越感に浸り、吹奏楽部のヘタクソなぷぁーんを耳に詰め込む作業に入っていた。
 西日が照らす空っぽの教室、すでに一人になってから小一時間。どうせ家に帰ってもやることはないし、俺は叶に教わった通りの方法で今日も世界の終わりを憂うんだ。

「そう……感じてね……赤い窓、紫の空、黒板の『日直』、机の影、そして、赤い眼鏡で黒髪の絶世の美少女。
制服姿で屈託なく笑う彼女に望君は恋をするんだよ。
振り向いたそのS字を染め上げる風の色は、この世界のどこにもない一つの普遍。
彼女にもらった俵おにぎりが、意味もなくしょっぱくて、望月望はそこに学生を感じる。
ふと窓から入る風が止み、吹奏楽部のぷぁーんが空気を読み、野球部とサッカー部の陣取り合戦も終幕。
そうして訪れる…夜…
あなたは…また私を無視するの…
でもそれは悲しいことじゃない、時には残酷に、時には複雑に私たちの胸を突き動かし、締め付け、金切り声をあげながらめくるめく日常を非凡に変える魔法。
嗚呼…ノスタルジー…嗚呼──ノスタルジー」

 こうしていると、毎度どこからともなく叶が現れて、隣の席の机の上に座ってポエムを始める……。
 なんか、とってつけたような水晶玉みたいな声が鼻につくんだよな。

かなえがあらわれた!

 振り向くとそこには、机の上で脚を組んで右手で長いもみあげを耳に乗せつつ、恍惚とした表情を浮かべる叶がいる。
 絶世の美女と言えば言い過ぎだけど、こいつはやたらと自分を魅せるのがうまい。女子ならば皆持っているプリクラのアングルを自然に周囲三百六十度
へと放っていて、憂いていて、酔っている。大和撫子で賞を与えてやりたいかもな。
 ふわりと降り立つ叶の脚の間、俺はそこにいつもこの世界に足りない白を探している。

──あの日と同じように──

「『ノスタルジっ部』…今日も駄目だって…」

 今日ももクソもねえよ。毎日駄目だ。




















ごめんなさい。ふざけすぎたわ。


今度はもっとまじめに書きます、ええ、かきますとも……没です。



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